GeekGirlLaboが 「プログラミングではなく、コーディングスキルの習得」 をおすすめしている理由

最近はIT人材の不足が度々ニュースで取り沙汰されており、プログラミングを教えるスクールも随分と増えました。
そんな中、あなたはエンジニアやプログラマーと聞いて、次のようなイメージをお持ちではないでしょうか？

・自宅やカフェなど、好きな場所で自由に働ける
・ 年収が高い
・ 手に職があって、食いっぱぐれがない

プログラミングができれば、すぐに在宅でお仕事ができると思っていませんか？
すぐに稼げるようになれると思っていませんか？

「プログラミング」と一言で言っても、色々なプログラミング技術があります。
「自由な働き方＝仕事をする場所や時間にとらわれたくない」のであれば、最初に身につけるべきスキルは、
プログラミングの中でも「コーディングスキル」なんです！

コーディングとは「HTMLやCSS、JavaScript等の言語を書いてWebページを作成すること」。
一方、プログラミングは「プログラミング言語（JavaScript/PHP/Ruby等、様々な言語があります）を書いてプログラムを作成すること」をいいます。つまり、コーディングはプログラミングの一部ということです。（下図参照）

ということで今回は、「プログラミングではなく、コーディングスキル習得をおすすめする理由」を解説します。

コーディングスキルを身につけるべき7つの理由

結論から言うと、コーディングスキルを身につけるべき理由は
・開発案件より、Web制作の方がフルリモート案件が多いから
・プログラミングより習得難易度が低いから
・プログラミングより学習時間が短いから
・Web制作案件は個人で受注しやすいから
・コーダーは実務経験を積みやすいから
・コーディングから学べば、プログラミングの習得が早くなるから
・GeekGirlLabo卒業生が活躍しているから
の7つです。

Web制作案件は、フルリモートが多い

エンジニアの働き方＝フルリモートで、時間も自由！ そんなイメージを抱かれている方も多いのではないかと思います。
しかし実際には、世の中の開発案件の多くはセキュリティが厳しく、ソースコードの持ち出しができないため、お客様の会社に出勤して開発を行う「客先常駐」という働き方がメインです。

仮にフリーランスのエンジニアになったとしても、お客様の会社に出勤して仕事をするケースが多いです。
この事実は、記事を読んでくれているあなたの理想とする働き方とは、かなり違うはず。

一方、HTML/CSS、 jQueryなどを用いたWeb制作の案件は、あなたがフリーランスとして案件を受けるときは、基本的に「フルリモート」での仕事になります。つまり、納期さえ守れば、いつ・どこで働いても問題ないということです。
午前中だけ仕事しても、コワーキングスペースで仕事してもOKです。

コーディングはプログラミングより習得難易度が低い

プログラミングは、コードを書く前の「環境構築」でつまずいてしまったり、エラーを解決できなかったり、関数の意味を理解できない…など、未経験者がいきなりプログラミングから学び始めるのは、とても大変です。

しかし、Web制作で使われるHTML/CSSは、少しコードを書くだけでブラウザに反映され、配置や文字の色など確認しながらコーディング（WebデザインをGoogle Chromeなどのブラウザ上で見える形にするためにソースコードを記述すること）できます。
そのためプログラミングと比べてコーディングは、理解しやすく楽しみながら学習を進めていくことができます。

プログラミングより学習時間が短い

エンジニアを目指す場合は、転職できるレベルになるまでに平均で1000時間程度の学習時間が必要です。
そして、フリーランスエンジニアになるためにはさらに、最低でも1年間の実務経験を積む必要があります。
つまり、フリーランスになるまでに合計2年かかる計算です。

一方、Web制作者を目指す場合には、基礎スキルであれば700時間程度の学習で習得できます。その後、知人のサイトを請け負ったり、GeekGirlLaboの実務研修で実務のシミュレーションをすれば、フリーランスとして案件を請けても、充分活躍できる力を身につけることが可能です。

Web制作案件は個人で受注しやすい

プログラミングのような開発案件は、基本的に一人では受注することは少ないです。
その理由として、システム開発は規模がある程度大きいことが多く、規模が大きくなるとプロジェクトマネージャーやシステムエンジニア、プログラマーなど複数人が関与することになります。

しかし、Web制作案件は大規模なものはそこまで多くありません。
個人の方や中小企業向けの新規ホームページ制作やCMS導入など、一人で案件を受注して対応することも十分可能です。

コーダーは実務経験を積みやすい

あなたはまだ知らないかもしれませんが、プログラミングスキルを身につけて、いざエンジニア職に転職しようとした時に直面するのが「実務未経験の壁」です。

新型コロナウイルスの流行前までは、実務未経験の方でも受け入れてくれる企業がありました。
しかしコロナ禍の今、転職しようとしても「実務経験のない人」は、そのほとんどが書類審査で落ちてしまいます。

一方で、コーディングを仕事とする「コーダー」は、実務経験を積みやすいという特徴があります。

その理由として、Web制作におけるコーディングの仕事は、小さな単位で仕事を切り出しやすいため、初心者にも任せやすく、結果として実務の経験を積むことができます。
実務経験を積むことで「実績」が得られます。そうなると、さらに仕事を受注しやすくなりスキルアップの機会を得やすくなります。その結果、就職や転職活動もしやすくなります。

また、Web制作であれば、知人や行きつけのお店のホームページを無償で作らせてもらう、という実績の積み方もありますが、プログラミング（システム）を発注する知人をお持ちの方はなかなかいないでしょう。

コーディングから学べば、プログラミングの習得が早くなる

コーディングとは、プログラミングの一部であることは最初に説明しました。
さらに付け加えると、世の中のホームページの約半数が「WordPress」というプログラムの集合体で作られているんです。

WordPressはPHPというプログラミング言語で記述されています。
そのため、ホームページを作成する「コーディング」の作業には、WordPressのカスタマイズ作業も含まれ、複雑なカスタマイズを行おうとすると、PHPの知識が必要になってきます。

さらに、ホームページ制作で用いられる「スライドショー」や「プルダウンメニュー」などの実装には、JavaScriptというプログラミング言語の知識が必要になります。

また、プログラマーであっても、Webプログラミングを行う場合は、コーディングの知識は必要になってきます。
PHPやJavaといったWebプログラミング言語で開発したサービスは、ブラウザに表示するにはHTML/CSSでコーディングを行うため、やはりコーディングの知識は必須となります。

プログラミングを学ぶにしてもコーディングスキルは必須です。なので最初は、習得難易度が低く、学習時間も少ないコーディングから学習を開始し、徐々にWordPressやJavaScriptなどのプログラミングを学んでいくのが挫折しにくくおすすめです。

GeekGirlLabo卒業生が活躍している

当スクールの卒業生の多くが、コーディングスキルを身につけて、コーダーとして複数の案件を獲得し、継続的に活躍しています。
卒業生の声を見る >>

コーディングの学習と実務を経験した後、プログラミングにも興味が湧いてきて、現在はエンジニアとして働いている卒業生もいます。その方が、スムーズにプログラミングを習得できたのは、まず最初にHTML/CSSといった基本的なコーディングから学んだからに他なりません。

まとめ

働く場所と時間に縛られず自由な働き方を目指すのであれば、最初に身につけるべきは「フルリモートで働けるスキルで、習得難易度が低く、個人で受注しやすい」といった特徴を備えた「Web制作スキル」、つまり「コーディングスキル」を身につけることから始めると良いでしょう。

そのための最適な学習環境をGeekGirlLaboでは用意しています。
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